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07.31
Mon

姥ゆりがあれば翁百合と言うのがあってもいい様な気がするが、今だ過って聞いたことがない。
姥ゆりとは言っても、正確には百合ではない。
ユリ科の植物であり、大まかなゆり族の一員ではあるのだろう。
因みに、一般にゆりと言っているユリはリリウム属、ウバユリはカルディオクリナム属であり、学名はCardiocrinum cordatumである。

写真を撮り始めて、石仏から花、植物へと対象を移し替えて以来、
日本固有のゆるが世界的のも重要な位置を占めている種が多いと判って、
それ以来日本固有のゆりはすべて撮ってみたいと思っていたが、ここまで来てしまってはもう無理な様な気がする。
その中の一つに、純たるゆりではないが、姥ゆりもその内に入っていた。
去年、姥ゆりの咲くところを漸く調べたのだが如何にも遠い。
つい最近になって、八王子の公園で姥ゆりが群生しているところがあるというので調べてみると、
もう咲き始めているというので早速出かけてみた。




Cardiocrinum cordatum hk1




八王子の小宮公園、トンネルの上にある広大な雑木林。
その谷底に群生していた。
真新しい木道が延々と展開している。
その両サイドに、もう見頃と云えるほどの姥ゆりが咲き競っていた。
雑木林の谷底であってみれば、鬱蒼と薄暗く、僅かにさす木漏れ日がある。
風も無く、しつどはおそらく80%は超えているのではと思うほどに、ねっとりと体を包んで不快指数などと言うものではない。
撮影と言うのは意外と重労働なのである。
タオル二本、絞るほどに汗をかいて、一時間少々の撮影行は終わった。

ただ人間の眼と言うのはよくできたもので白い百合は白く見えるが、
写真では周りの木々の緑の反射が影響してすべての物が緑に染まってしまっている。
普通に撮ったのでは画面全体が緑に色かぶりしてしまう。
ISO100では1 / 10も切れない、目視では意外と明るいのだが、カメラは違う様だ。


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