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03.30
Fri

初夏のような陽気に、桜も驚いたことだろう。
いずこの桜も一気に満開になっている。
桜に限らず花々は、一気に満開になるよりも徐々に満開に近づいた方が趣がある。
満開になってしまえば後は散るのを待つばかり。
桜はまだ散る風情に趣を残しているけれど、人間という生き物は上り詰めても執拗にその地位にしがみついている。
特に権力というものに魅せられた輩は、永遠にその権力を保持していたいようである。
秦の始皇帝に限らず、我が国にもそんな気配を感じさせる権力亡者がうようよしているようだ。




Prunus js20




老子も言っている。
いつまでも器を一杯にして満たし続けようとするのはやめた方がいい。
鍛えに鍛えてギリギリまで鍛えた刃はそのままで長く保てるわけは無い。
権力を握って、財ができると人間、頭が高くなる、自然、己自身で破滅を招くことになる。
仕事をやり遂げたらさっさと身を引くのが天の道であるという。
どこかの大国の大統領も、未練たらしく何期も続けた輩は、ろくな仕事をしなかった。
優れた人物でも人に惜しまれながら身を引くのが人間に生きる道。
その点、桜は見事に心得ている。
人々があの桜吹雪を眺めて感動するのは、桜のその潔さが、人々の心に訴えるものがあるからだろう。




View ms4




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03.29
Thu


Camellia ks7




近くの公園などにはサザンカや寒椿はある物の乙女椿以外は見ることは無い。
春に様々な花が咲く頃それらを撮りに行って椿があれば撮るくらいな物で、
椿を目的に撮りに出かけることは全くないと言っていい。
それでも、時には思いがけなく、何種かの椿に出会うことがある。
椿の品種は驚くほど多いらしく、品種を見分けることはほとんど不可能。
しべに特徴があるのはぼくばん系の椿であろうことは想像がつくのだが。




Camellia kt2




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03.28
Wed

Shortia uniflora ks2




この場か陽気で、桜も一気に満開に近いような風情を見せている。
桜は散り桜になる頃に、一度は撮りに出かけよう。
この岩うちわを調べていると、人によってはまるっきり違ったことを考えている。
どちらが正しいのか知らないがあまりにも考えが杜撰というしかない。
同じ植物を分類するにしても、草本と木本を取り違えてはいけない。

一つはイワウメ科の草状の小低木だというが、他方はイワウメ科の常緑多年草だという。
こんなところにも人間という生き物のいい加減さが現れるのだろうか。
それとも、いわうちわという植物が二つに分類されるような、特殊な植物なのだろうか。
そんなことは花を楽しみ、画にすることが主眼の我にはどうでもいいことなのである。
いずれにしても、春を象徴するような、いわゆるスプリングエフェメラルのひとつであるとは言えるのだろう。



Shortia uniflora ks12



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03.27
Tue

Prunus kt7





ソメイヨシノが開花するのは、節分いわゆる春が立って以来の日々の気温の和が六〇〇度を越えたときだというのを何かの本で読んだような気がする。
染井吉野はそれほど好みではないから、開花しようがどうしようがどうでもいいのであるが、
近くに咲く山桜が年々花が小さくなって疎らになるのがとても気になる。
この十月桜も小さな小さな八重の花を咲かせるが、今が満開なのだろう。
とはいっても花が小さく、数が少ないので、枝ばかりが目について、姿のいい花を探すのが大変難しい。
同じ十月桜とはいっても種類が多いのか、花の姿は千差万別のようだ。


Prunus ms22




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03.26
Mon


小さな水仙も夕陽を浴びて黄色く染まっていた。



Narcissus ms15




昨日の夕陽はギラギラと黄色に輝きながら急速に沈んでいった。
物が燃焼すると赤く見えるが、温度が高くなると、黄色い輝きに変わっていく。
そんな感じの夕陽であった。




Spiraea thunbergii ms8



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03.25
Sun


Erythronium japonicum ms7xy





今、里山はスプリングエフェメラルと呼ばれる、様々な花々で賑わっている。
早々とモンキチョウなども飛び回って、温かな春の日差しを楽しんでいるのだろう。
スプリングエフェメラルというのは何も植物に限ったことではないようである。
温帯で早春の落葉樹の開葉前に姿を現し、落葉樹の葉の展開が終わる晩春には姿を隠してしまう植物や動物。
カタクリやツマキチョウが有名。
かたくりは日本固有の花だと思っていたのだが、アメリカを始め、北半球に二十種類ほど生育しているという。
このかたくりというやつは実生から育てると、花を咲かせるまでに七、八年要するという。
寿命はというと、おおよそ十年というから、群生させて長い間鑑賞しようとすると、大変な苦労がいるのだろう。
桃栗三年柿八年というがごとく、花を咲かせるまでに何年もかかる植物は数多い。
このかたくりというやつは気難しいようで、日差しがないと花を反り返ることはないようで、曇り日など鑑賞に出かけても美しい姿を見ることはできない。




Erythronium japonicum kt21




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03.24
Sat


Chaenomeles speciosa ms18





不調のPCとかく等している間に、世の中一気に春めいてきた。
暖かな日が続き、花々が咲き始めると雪が降る自然の意地の悪さに、憤りを感じるものの、自然が相手では・・・・・
その間にも季節はどんどんと過ぎ去って、何にもなかった公園に様々な花が咲き始めているのにはずいぶんと驚いたものである。
レンギョウが咲き、真っ赤なぼけが一杯花をつけていた。
道ばたには春の山野草と言われる花々がいっぱいに花を咲かせている。




Chaenomeles speciosa ms10



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03.22
Thu

Prunus mume kt7




花にも鑑賞のためのものと、実をとるために咲かせるものがある。
おおよそ花を咲かせるものはほとんど、種をつけるためなのだが、その種が人間様の実用になるものがあって、
そのために栽培される梅を美梅と称しているようである。
とはいってもその花が鑑賞にも堪えるような花であってみれば、人間様にとってはこの上もない品種なのである。
よくいわれる桃源郷などは、その実桃を生産するためのものであるが、花をつける時期の美しさはそれは見事なものである。
梅なども、世知られた品種の南高、古城、玉梅、白加賀、豊後、鶯宿、月世界、などというのは実梅としてもよく知られているが、
それらの花なども見事にその美しさを我らに見せてくれる。
いわゆる豊後梅と呼ばれる品種の花の美しさはすばらしい。
今までは、白花ばかりと思っていたが、紅梅もある様だ。



Prunus mume kt8



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03.21
Wed

Bergenia kt2




いわゆるヒマラヤに分布する多年草である。いわゆるヒマラヤとはいってもその範囲は広いが、
要はアフガン、パキスタン、ネパールあるいはチベットなどなのだろう。
耐寒性に強い植物であれば我が国によく適合する植物であろう。
とはいって、どこの道ばたでも見れるという代物ではないようである。
内輪やしゃもじの姿によく似た大きな光沢のある厚い葉っぱの真ん中に小さな花をいっぱいにつけている。


Bergenia kt1




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03.20
Tue

Heloniopsis orientalis kt5




ショウジョウは架空の生きもの猩々の顔色に似ているところから付けられたものだろうが、
人間様が飲み過ぎて真っ赤になったのも猩々にたとえる事がある。
この植物の花色は掌上とは言っても白いものもあり結構変異の多い植物のようである。
如何やら寒い地方に生きているものらしく我が国では四国辺りまでのようである。





Heloniopsis orientalis kt1



この植物の葉っぱはずいぶんと分厚いもので、茎を中心にして放射状に広がっている。
どうやらそれが袴の由来らしい。

もともと、植物の名前の由来などはいい加減なものが多い様である。
センスを感じるような名前に出会うことは滅多にない。
特に日本名はその感が強い。
何事によらず、命名にはセンスが必要である。




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03.19
Mon

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて・・・・・で始まる枕草子。
時節としてはちょうど今頃なのだろうか。
本場河津では二月にはも桜祭りでにぎわった河津桜だが、今ようやく我の手の届くところで咲き始めた。
色々とってみたが、カメラの違いというのは恐ろしいもので、同じ処を同じ設定で撮っても、
現像ソフトの差もあるのだが随分と違ったものが出来上がってしまう。
これでは撮るものによってカメラを変えなければ好みの画は出来ないということなのかもしれない。




Prunus kt24




扨この赤の強い桜は小彼岸桜で高遠の城址でじっくりと堪能することが出来る桜だが、
カメラに夢中になっている時ははるばる高遠まで出かけたものである。
高遠といえば江戸の大奥に君臨した絵島が流されたところだが、
人間の薄汚い根性丸出しの嫉みにあって、とうとう罪人にされてしまった。
説に依れば、深い教養と美貌の持ち主だったようだが、
薄汚い人間と言う生き物の嫉みの対象になるのは当然といえば当然なのだろう。

それにしても、あの高い柵に囲まれた小屋に数十年も生き長らえたとは、
どの様な思いで生きていたのだろうか、哀れを感じずにはいられない。




Prunus subhirtella kt1



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03.18
Sun

Edgeworthia chrysantha kt1




ミツマタは言わずと知れた紙の原料になる樹だが、今の紙って何から作られているのだろうか。
今はこのミツマタは和紙の原料になっているのだろうが、現在の紙って、と考えると全く無知に等しい。
残念ながら、紙の原料や製法といったものはよく知らないと言っていい。
おおよそパルプから作られるとは聞いてはいるが、
このパルプいわゆる植物の繊維ってどんな植物から取っているのかさえ知らない。



Edgeworthia chrysantha kt3



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