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01.14
Mon
  

春の訪れを告げる山菜である。
意外とよく名前は知られているフキノトウは、フキのつぼみの花茎で、野山や道ばたなど、
日あたりのよい場所に自生するキク科の多年草である。
とは言っても都会の近辺の里山などで、ふきのとうを見つけるのはなかなか難しい。
子供の頃はよく野山で雪が少なくなった頃、雪の下からふきのとうを摘んで遊んでいたものだが、
たまたま家に持ち帰ると、それが色んな形に成って食卓に並んだのを覚えている。
あの苦みが嫌で滅多に食べることもなかったが、その苦みに慣れてくると、
味噌で練られたものは朝のご飯には欠かせないものとなった。
それ故か春先にはよく採りに出かけたものだった。
あとで知ったのだがあの当時、様々な栄養があって、とても貴重な食物であったらしい。
飽食の時代の今では栽培されているという。
今それを買ってきて調理して食べても、あの当時の感激は味わえないかも知れない。

滅多に、春先の野山に行くこともなくなった今では、食用に出来るような、地上に顔を出した若いふきのとうを見かけることもなくなった。
見かけるのはもう花開いた、食用にならないふきのとうの残骸を時としてみることがあるのが精々である。




Petasites japonicus kt1



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