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07.28
Sun

鬱蒼と樹木が茂った谷間に姥百合が群生している。
樹幹を通した木漏れ日さえもほんのわずかしかない。
ファインダーをのぞくと、グリーンのフィルターをかけたような光景が映し出される。
フィルムには緑の色かぶりとなって映像が固定される。
この色かぶり、デジタルといえども補正は難しい。
おまけに安物レンズではきっちりと色収差まで現れるのだから何とも厄介な撮影地ではある。
とは言っても、そこは町のど真ん中の広大な公園。
様々な雑草が生い茂る谷底のあちこちに姥百合が遠慮がち花を咲かせている。
昔は、レンズが新しく出ると、二線ボケなど、レンズ性能がとりわけやかましく雑誌などをにぎわしたものだが、
この頃はレンズの欠点を取り上げる者も少なくなったのか、ボケの周辺に馬鹿にならない、修正不能な色収差を抱えたレンズが
バカ高い価格で大手を振って出回っている。
人間何ともズルくなったような気がしてしようがない。
メーカー作成の現像ソフトなどで、
レンズごとの色収差補正をなす項目さえ備えてないソフトを平然と出しているメーカーさえある。


Cardiocrinum cordatum hk2ssx



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