FC2ブログ
08.14
Mon

Tricyrtis mt4





吾らがよく口にするのは、目に青葉 山ほととぎす 初鰹と幾であるが、本来はちょっと違う。
目には青葉 山ほととぎす 初鰹 が原句で、江戸中期の俳人・山口素堂の句である。
此処に登場する青葉にしても、ホトトギスも初鰹も、すべては初夏のもの。

ホトトギスは夏の山野草とは言うが株自体は暑さに弱い。
この句の山ホトトギスは勿論、鳥のホトトギスであるが、その鳥の胸毛の斑点に似ているところから、
この山野草はホトトギスと呼ばれるようになった。
我が国にも多くのホトトギスの種はあるが、現在公園や路傍の草むらで見かけるのは殆どが台湾ホトトギス。
この山路のホトトギスは日本を代表する程のホトトギスなのだが、ある程度標高の高い山地などで見かける事が多い。
本来はホトトギス自体は暑さ弱いので夏の花とは言っても、初夏の花なのだろう。
この山路のホトトギスはよく見かける台湾ホトトギスなどとは、一味違った趣がある。

紫色の斑点が鳥のホトトギスの胸元に似ていることからこの名が付いたのだが、
ホトトギスは白地に紫斑、班が多く花弁が紫色に見える事すらあるが、山時のホトトギスは班は少ない。





Tricyrtis mt1



(本ブログの全ての写真は著作権を留保。無断使用・転用・転載・複製を禁ず。)




関連記事

back-to-top