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07.17
Tue


日本~中国にかけて分布する落葉性の低木です。
シモツケという名前は下野国は現在の栃木県ですね。
ここでではじめて見つけられたところにこの樹木の名前の由来があると言われている。
尤も、栃木だけではなく北は北海道から南は九州にかけての山地に幅広く分布し自生している花木のようである。
並べて植えて垣根として利用したりもするが、公園などでもよく見られる。
晩春~初夏に掛けて、淡い紅色の小さな花をたくさん咲かせているが、ここ一、二年だんだんと花数が少なくなっている。



Spiraea japonica ms1


シモツケといえば、平安の頃の僧、道鏡の終焉の地と言われていて、
神社などにその由来書がたっているなどと聞いたことがある。
道鏡は孝謙女帝重祚して称徳天皇の寵をうけ、法王にまでなった優れた僧であった。
そして、称徳天皇が仏教信仰を通じての関係から道鏡に全幅の信頼を寄せ,皇位の継承まで望んだとも言われている。
一般には、天皇になる野望がある怪僧のイメージが強いようでが、和気の清麿姉弟の虚偽の報告によって、
当時の権力争いに敗れた結果、称徳天皇の死後、シモツケへ追いやられたらしい。
何時の場合でも、寵を受けたものの終焉はその寵を与えたものが逝ったときすべてが終わったようである。




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