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05.29
Fri

災難に逢う時節には災難に逢うがよく候 死ぬ時節には死ぬがよく候 これはこれ災難をのがるる妙法にて候。
これ災難をんがれる妙法なり、と良寛はいみじくも喝破した。
コロナ如きに踊らされ、人間という生き物は動きを止めても、季節は何のためらいもなく過ぎてゆく。
人間などに育てられた花々は首を落とされ、あえない最期を遂げたようであるが、路傍に咲く花は、人間どもなど我関せずと美しい姿を見せてくれる。
コロナなどに脅されたとしても災難だと大騒ぎする必要もなかろう。
死ぬるときは死ぬのがよく候と良寛もいう如く、ただ生活の場をこの世とあの世に移し替えるだけのことに過ぎない。
道端の街路樹の根っこに一株のこんもりとしたアジサイが小さな花を一杯に付けて可憐なすがたを見せていた。




Hydrangea macrophylla ms1x



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